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2017-10-13

家庭でもできる!カイガラムシ駆除方法

花 カイガラムシを聞いてどんなイメージを持たれますか?カイガラムシはおよそ400種類もあり、その生態や形はさまざまです。果樹や庭木にとっては重要な害虫とされており、糸のように細い口を差し込んで茎や幹から養分を吸って生活している虫です。

植物の生育に必要な養分を吸い取ってしまうため生育が悪くなり、枯れてしまう場合もあります。そのため、見つけたらすぐ駆除が必要なのです。

今回は、そんなカイガラムシの生態をお伝えし、家庭でできる駆除の方法をご紹介します。

カイガラムシの基本情報

カイガラムシは、糸のような細い口の針で植物の幹や茎から養分を吸い込んで生活をしています。5月~6月頃が一番繁殖し、寿命は1年ほどです。体は色粉状や綿状、粘土状などで覆われております。

普段から動くことは少なく足が退化してきており、雄と雌の成長過程が違います。主に植物に寄生するのは雌であり成虫のままですが、雄はサナギに変態し一羽の成虫になります。

雄の口は退化しており、寿命は交尾を終えると閉じます。カイガラムシの種類は400以上あり、その中では雄が見つかってないものも多く、これらは雌のみで単為生殖しているとされています。

カイガラムシというだけに、カラのような虫体被覆物と呼ばれているものを背負っています。その成分は、余った植物の養分と排泄物であり、べたべたした成分になり体内から分泌されます。

一見カラのないように見える種類もありますが、薄く体の表面を分泌物がコーティングされています。

ここでは、カイガラムシの400種類の中からよく目にするものをご紹介しましょう。

ハカマカイガラムシ

もっとも原始的な種類です。やや硬い石膏のような表面をしており、立派な脚を持っているのが特徴です。落葉した葉の中で生活しているものもあり、比較的影響が少ない種類とされています。

ワタフキカイガラムシ

雌の大きさは5ミリメートル程度の楕円形です。みかんなど柑橘類に多く見られ、ナンテンなど約300種類の樹木に寄生して被害を与えます。

口の部分のみで木に付着しているため、指などで容易に取り除くことも可能です。ベダリアテントウというテントウムシが天敵です。

コナカイガラムシ

雌の大きさは3~4ミリメートル程度の楕円形です。白い成分に覆われており、粉を吹いたように見えるためこの名前になっています。成虫でも歩いて移動するため、葉や果実に寄生して養分を吸い取ります。

柑橘類に多く発生する傾向があるため、深刻な被害になる場合もあります。

温室のみかんに寄生するミカンカイガラムシなどたくさんの種類があります。 天敵は、クリプトテントウです。

カタカイガラムシのグループ

【ルビーロウムシ】
体長4~5ミリメートルで厚いカラで覆われています。ツバキやサザンカ、月桂樹など多くの樹木に寄生しやすく、葉や茎にカビの一種が発生して黒くなりすすに覆われたようになる病気、すす病を誘発する場合もあります

【ツノロウムシ】
体長6~9ミリメートルと大型です。カキや柑橘類に多く寄生し、こちらもすす病を誘発する恐れがあります。

【タマカタカイガラムシ】
体長4~5ミリメートルで、梅や桜、すもも、リンゴなどバラ科の植物に寄生します。アカボシテントウが天敵です。

【ヒラタカタカイガラムシ】
体長3~4ミリメートルで柑橘類やラン類、月桂樹やヤツデに寄生します。その他の植物にもよく見られており、クリスマスローズにも寄生します。

カラは扁平な形をしており、斑紋が現れるようになります。

カイガラムシを駆除するには

カイガラムシ2

1 基本的な駆除方法

農薬や殺虫剤を使用する
もっとも速効性がある方法です。まだカラに覆われていない幼虫のカイガラムシであればよく効きます。幼虫が孵化してくる5月~7月頃に散布するのがおすすめです。

天敵の虫に食べてもらうバンカー法
天敵のテントウムシなどを放し飼いしておいて、カイガラムシを食べてもらう方法です。

準備や手間は掛かりますが、農薬を使用しないため果実や野菜に負担なく安心して食べれます。温室の中や畑など広い範囲での駆除対策におすすめです。

2 自分でもできる簡単な方法

ヘラや歯ブラシなどで擦り落とす
一匹ずつ擦り取っていく方法です。時間がかかり、丁寧に行わないと樹木を傷つけてしまうため根気がいる作業です。

大量に発生している場合はその部分を切り落とすのも有効です。カラが硬くなって、農薬や殺虫材の効果がない場合も、擦り落とす方法が適しています。

カイガラムシ用の殺虫スプレーを使用する

ホームセンターなどでも簡単に購入でき、スプレータイプなので簡単にスプレーすることができます。何度も浸透するまで噴射することで効果がでます。

ただ、白いマユの中にいる種類やカラが硬い種類には聞きづらい可能性があります。

駆除する際の注意点

カイガラムシ

農薬や殺虫剤を散布する際は、近隣に迷惑にならないように風のない日に行いましょう。また、マスクと手袋、ゴーグルなどを着用して皮膚に直接薬剤が触れないように注意します。自分で擦り落とす場合、カイガラムシの分泌液がべたべたするため手袋と目や口に入らないように、マスクとゴーグルも着用して行う必要があります。

そして手の届かない所などは無理に自分では行わないことも心掛けましょう。

駆除したあとには予防

からみあった枝や伸びた枝や葉を切る

カイガラムシは日光が当たらない暗い場所を好み、風通しの悪い場所で発生しやすいです。そのため、定期的な剪定を行うことが大切です。

とくに5月から7月にかけては繁殖期に入るため、葉や枝をすっきりさせて風通りが良くて太陽の光が万弁なく当たるようにしましょう。そして、観葉植物のように鉢植えの場合も風通しが良く太陽の光が差し込む場所に置くことも怠ってはいけません。

農薬や殺虫剤を使用する

12月から2月頃に散布するのがおすすめです。実がなる木の場合は、実を縦隔してから行います。マシン油乳剤といいものがとくに効果があるとされています。マシン油乳剤とは虫を窒息させる効果があり、機械に使う潤滑油を乳化させたものです。

カイガラムシは、一度発生すると翌年も発生しやすいため重点的に散布することがおすすめです。

幼虫の内に駆除する

そのまま放置しておくと、あっという間に繁殖するカイガラムシ。すす病を引き起こす恐れがあるので早めの駆除がおすすめです。

5月から7月の孵化に合わせてオルトラン水和剤やアクテリック乳剤、アプロード水和剤などの薬剤を使用しておくことで幼虫の時期に駆除してしっかり防除しまいましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、植物の成長を妨げる存在カイガラムシについてご紹介してきました。

寄生してしまうと、その部分から栄養を吸い取られてしまい生育にも大きく影響する恐れがあります。また、寄生された場所は病気の原因にもなりかねません。

幼虫の内に駆除しておくことが一番大切であり、成長してから発見した際には農薬や殺虫剤が効かない場合があるということでした。

その場合、自分でブラシやヘラで擦り取ることがいいということでしたが、あまりにも広範囲で寄生している場合や木の高い部分での寄生の場合は自分で行うのではなくお庭の手入れのプロに依頼するほうがよいでしょう。

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